このアプリは、科学/技術/工学/数学の教育(STEM教育)、学会、産業分野等で、スマートフォンのセンサーデータを有効活用するため、幅広く利用されています。センサーからデータを収集し、リアルタイムにグラフや数値で表示、記録、CSVファイルとして出力/共有できます。ユーザーはこのCSVファイルを、表計算ソフトや可視化ツールで、さらに詳しく分析することができます。さらに、トーン生成やカラー生成、ストロボスコープなどの機能も内蔵しています。教育分野での様々な活用事例については、www.vieyrasoftware.netをご覧ください。
メニューから選べるセンサーと機能、その内容は以下の通りです。(※お手持ちの機種により、利用できるセンサー/機能は異なります。)
センサー
(1) Gメーター - センサーにかかる力 (静止している場合は地球の重力(1G))
(2) 直線加速度計 - センサーにかかる加速度 (静止している場合は0)
(3) ジャイロスコープ - 角速度
(4) 気圧計 - 大気圧
(5) ジェットコースター - Gメーター,直線加速度計,ジャイロスコープ,気圧計のセット
(6) 湿度計 - 相対湿度
(7) 温度計 - 気温
(8) 近接センサー - 物体の近接有無 (振り子など周期的な動きを見るモード付)
(9) 定規 - タッチした指の間の距離
(10) 磁力計 - 磁場の強さ
(11) コンパス - 磁場の方向と水準器機能
(12) GPS - 緯度,経度,高度,速度,方位,精度,検出した衛星の数
(13) 傾斜計 - アジマス,ピッチ,ロール
(14) 照度計 - 光の強さ
(15) 騒音計 - 音の大きさ
(16) トーン検出 - 周波数と音名
(17) オシロスコープ - 音の波形と相対振幅
複数センサーデータの同時記録
(18) マルチレコード - 複数のセンサーのデータを記録,保存,共有することができます
データの生成等
(19) トーン生成 - 指定の高さの音の生成
(21) カラー生成 - R/G/B/Y/C/M,白,ユーザー色の生成
(22) ストロボスコープ(Beta) - 一定時間間隔のストロボの発光
マルチレコードでは、上記のセンサーから一つまたは複数を選び、同時に記録できます。デバイスからエクスポート/共有する前にファイル名を指定でき、また、後で容易に整理/検索できるようデバイスに保存することもできます。
その他、データ記録時の時間フォーマットの選択(ローカル時刻/0から始まる時間)、CSVの区切り文字の選択(カンマ/セミコロン)、グラフの線幅の変更、センサーデータ読み出し間隔の選択、画面の常時点灯、などの機能もあります。
アクセス権限の説明:
位置情報
傾斜計のアジマス(方位角)の計算に使用します。
画像/メディア/ファイル
CSVファイルの作成と更新に使用します。
マイク
騒音計とオシロスコープのマイク入力に使用します。